小説風味入れながら日記

 今日は友人とビリヤードやダーツなんかをしていた。もちろん両方素人で一つもうまくないけれどそれでもどちらも素人ならば余計に的しか見ない競技だから楽である。

 それにしても街中にはすっかり誰もいなくなった。遊びに行った梅田の陸橋ですらまばらな人が通り過ぎるばかりでちょっと肌寒い今日なんかは通り過ぎていく電車の音なんかも反響し若干の物悲しさが感じられるような風景であった。

 カラオケもボーリングも映画もできない。こんな日が日本にも来るのだなぁと言った感じである。そろそろ欲しがりません勝つまではと言うスローガンができても良い。都知事なんかはそう言うノリである。

 戦中の日本には隣組みたいなのがあって相互監視をしたり、あるいは消火とかの持ち回りも決まっていたりしたらしい。尤も、消火などは当時の木造住宅が多い日本にナパーム弾が落とされると、あまり意味を成さなかったらしいが。今回の規制も一体どれ程の意味があるのだろうとは思う。遊ばなければ他人と接触しなくなるわけではないしそもそも店が空いてたからと言って知らない人間と交流する機会なんて知れている。立ち飲みとかクラブとかそう言う場所に限局されるだろう。まあそう言う店は個人的には好きだが。

 とはいえ病院はいっぱいいっぱいらしいから突き上げは色々なところからあるのだろう。しきりにこちらにも体温を送れとか節度ある行動をなんて言ってくる。合理性を突きつけられて理不尽を感じるとはまさにこのことであろう。

 

ダーツ上手くなりたい たかたか。