16タイプ性格診断と発達障害

 16タイプ性格診断をご存知だろうか。世の中の陽キャとか言われる部族の集まりや女子会等では酒でも飲みながらワイワイやるのかもしれないがまあ著者はそんなものとは無縁であるからいつものように1人でやってみたわけである。

 はてさて結果はENTP型となった。日本人だと非常に少なく、団体行動を苦手とするタイプらしい。また一つ社会への不適合証明が為されたことにはもはや笑うしかない。短所の特徴が悉くADHDと重なってしまっており、やはりそう言う特性を持って生まれてきたのだろうなぁとは思う。

 発達障害学習障害が生じない限りは個性の範疇に留まるものであるから、結局著者が持っているのは個性、と言うことになる。就職しなければ、ではあるが。昔人に話して共感されなかったのだけれど自分の中にはもう一人勝手に動いている自分がいる気がする。そいつは集中が切れると徐々に現れ始める。そうなると授業中であろうと仕事中であろうとそいつが頭の中に一杯になってとても目の前のことをできる状態では無くなる。夢うつつというか妄想が膨らんだり、過去の映像が走馬灯みたいに流れてくることもある。

 小学生の頃それが普通だと思っていたがおそらく周りはそうではなかったのだろう。話した人にもそんなことは無かったと言われた。もう一人の自分は年々抑圧されてきている気はする。これも一つの心理形成なのであろうか。完全にそいつが抑圧出来れば普通の人間になれるのか。いや結局それ以外の部分でそれは無理なのか。そもそも普通の人間とは何か。16タイプ性格診断で最も多いタイプの人間は普通なのか。

 

ブキッチョな たかたか。