地元の感想二日目編〜

 実家に帰って嬉しいことは飯も酒も頼んでもいないのに出てくることである。こんな居心地のいい場所に住んでいてどうして下宿したくなるのかさっぱりわからない。まあ家の門限が緩い自分にとっては下宿だから自由というのは特に無いせいなのかもしれない。精々宅飲みに使えるくらいである。

 まあ言われてみると受験以外は全て放任主義の家庭である。中学も高校も行きたくない日は家から出なかった。学校成績も調査書というやつの封筒をビリビリ破って中身を見たら通知簿上で下から三十番とかとんでもない成績が出てきた。中高レベルでそんな学校成績なわけでいわんや医学部をや。そんな成績を取っていても大して怒られることは無かった。一般受験でがんばってね程度だった記憶がある。

 昔からコンスタントに結果を出すこと、というのがなかなか向いていない。継続というのは難しい。最近は自分で決めるノルマを緩くしている。ブログを始めようとか何とか思ったのは日記が書きたくなったからである。しかし日記というのは普通にやると大体三日坊主でさっぱり続かない。そこでこのアイデアが出てきた。日記は日記でも誰かに読んでもらう形式の方がグッとモチベーションは上がるのである。紀貫之吉田兼好も同じことを思っていたに違いない。

 さて地元で何をするか考えている。中高時代退廃的な学校生活を送った人間には地元に殆ど友人という存在がない。それでも二週間程度しかいれないのでできるだけ楽しみたいものである。いや寧ろ、帰省期間が短いなら友人が少ないくらいの方が好都合かもしれない。

 

逆に帰京が面倒な たかたか。