コロナ再受験

 先週は暖かかったが今週は寒く、三寒四温と行かないまでも週毎に寒さと暖かさが混在するようになりいよいよ春を迎えつつあると言うことが肌にも感じることができる。明日で二月も終わる。

 去年のコロナは騒がれ始めたのはこの頃だったけれどまさかこんなに大きな話になるとは思わなかった。気づけば長い時間が経っていていつのまに後輩もできているのだが五回以上対面で会えた後輩というのはまだいないかもしれない。先日国公立大の二次試験が終わり、後輩たちは、あの前期が終わりなんとなく受験という状態に対しての終止符が打たれ本当は後期も勉強しなくてはいけないけれどなんとなくやる気が出ない状況から、一年が経ってしまったということである。

 全国の大学では退学や再受験が続出したわけだが、コロナなら浪人した方がマシという大学に進学したのなら、その人にとっては寧ろコロナがあって良かったと思う。受験経験や浪人経験があるなら分かる通り、受験勉強自体は正直楽しもうと思えば楽しめるけれど、一度終わるとリスタートのエネルギーはなかなかチャージできない。ましてや退学してまで再受験できるメンタリティがあるならば将来にわたって逆に妥協は学歴コンプレックスを残しそうなので気の済むまで受ければ良いのである。

 そんなわけでこの大学を選んで既に入学した学生にとっては迷惑な一年だったが来年は楽しい一年を送ってくれることを祈っている。

 

もしかしたら後輩と同学年の たかたか。