帰省エイプリルフール

 帰省して家に着いた。久々に家族と会ったわけである。もちろん電話なんかはそれなりにしていたのだけれど一年近くぶりに家族と直接対面した。

 結構長いことあっていなかったので全員ずいぶん変わっている。父親は糖尿病の対策として少しダイエットしており、次男は駿台に通い、妹は高校生になり、末っ子は新しくゲームを買ってもらって楽しんでいる。フォートナイトとかスプラトゥーンをやっているらしいがこちらはゲームの知識がほぼWiiで止まってしまっていて何もわからない。

 父親には少々留年についてお小言を言われたけれどもそれ以上何か言われることもなくお酒も飲ませてくれた。今日飲んだのは日本酒の九平次というお酒である。愛知県では1番の人気のお酒で香り高く、くどすぎず上品な味わいである。食前、食中、食後と飲めるようなまさに万能の日本酒であろう。

 そうこうしているうちに食事も終わり食後母親はしみじみと、でも留年せんかったら帰ることってまだ当分なかったやろなぁと言っていた。高校時代はあまり家族旅行などにもついては行かなかったが大学生になると今の間にしておかないと将来しないだろうなという気持ちにもなる。ましてや四人兄弟なわけであって家族で集合できるというのはもうごく限られた時間なのだろう。その後は四兄弟でゲームに興じ、ひとしきり話してようやく一人になり今はブログを書いている。

 夫婦別姓とか事実婚とかいう自由なオプションの提示もたしかに良いのかもしれないが家族という文化的な単位もそれなりに素晴らしきものなのではないだろうか。まあ別に家族愛とかそんなクサい話をするつもりもないが。

 

家に帰れば長男の たかたか。