勉強が本分の学生

 受験して入学した大学で入学式すら無いキャンパスライフを過ごす人もいると考えると何とも言えない気持ちになる。

 大学生の本分は勉強であって勉強では無い。なんていうのが日本である。そんなことはない勉強だ、という人もいるけれど最近の大学生で勉強を頑張る人、というのは果たして勉強を頑張っているのか、それとも就活を頑張っているのかとんと検討もつかない。就活以外あるいは就活に関係のない勉強をする人間がどのくらいいるのか、なんて話である。どれをインテリという立場で学ぶべきなのか本当に困る。

 結局そうなると勉強以外の生活が大事になってくるのだろう。日本は大学生くらいの年齢になると出来ることが大幅に拡大する。夜遊びというのも高校生までとは質的に変わってくる。

 そんな生活を送るだろう、そういう想定の人が入学当初から制限を受けることになるわけで溜まる不満というのも計り知れないものになっているのは想像には難くない。ここは医学部なので将来医師になる人間としての自覚を持って、なんて言うのは簡単だがそれで彼らを片付けることほど悲しいこともないだろう。

 だがこう言う苦しい時に限って学生の本分は勉強である、と言う主張をされる。誠に腹の立つ説得の仕方である。

 

夜遊びでブログが朝更新の たかたか。