卒業証書、拒否。

 大人気ユーチューバーのゆたぼんが卒業証書を破り捨てて話題になっている。破ったところで何か良いことがあるのかは分からないがとにかく破ったらしい。だが卒業記録は残るわけで、証書を破ったから何かが起こるわけでも無くパフォーマンスとしては迫力に欠ける。

 なんか色々な理由にかこつけて批判されているけれど結局教育を受けるのは権利であって義務でもないわけでゆたぼんが何をしていようと本来的に自由である。義務教育が勘違いされがちなのは教育を受けねばならないということであるが、別に受けようが受けまいが本来的には自由なのだ。

 ということで最近はゆたぼんの父親に批判が集まっている。ただ別にゆたぼんの父親というのはネグレクトしているわけでも虐待をしているわけでもない。YouTube的にはゆたぼんのマネージャーであり、そうでない時は父親である。

 どうも知識階級というのは自分の知識に奢る風がある。成功の仕方というのは様々でありゆたぼん、という形はその一つに過ぎない。よく大人になったらオワコンじゃんなんて意見があるが毎年出てくるよくわからない一発屋芸人だってしばらくしたらオワコンになっている。年数的にはゆたぼんの方が安定的に収入を得続けているだろう。

 決してゆたぼんの存在を肯定するわけではないが、かと言って批判することもないのではなかろうか、そう思うのである。

 

流石に証書は破らない たかたか。