じきゃねるおぶすえず

 スエズ運河という地中海と紅海を結ぶ大運河がこの極東で話題を浴びることも少ない。たった一隻のタンカーが世界の物流を止めて大騒ぎする自体となっている。

 真によろしく無い歴史への名の残し方ではあるがたった一つの存在でこの広い世界で名を残すというのは良い方向にするのは難しい。やはり失敗だとかあるいは犯罪の方が名前を教科書に載せるのは簡単である。自分が通う京都府医大オウム真理教の幹部を輩出したということで名を残している。

 かつて高校で出席番号が後ろだった人間は歴史に名を残すため、将来は犯罪を犯したい、なんて言っていたのを思い出す。まあ真面目なやつだったので本気でそういうことをするわけでも無いのだけれど、こういう歴史の教科書に載るためにはどうすればいいかというふざけた話を大真面目に語るのはそれはそれで面白い。完全に目的と手段が逆転しているからこそ面白いのである。

 目的と手段が逆転している、とは言えば日本の大学受験と言えばまさにそれである。医学部信仰が強すぎて医学部に迷い込んだ人間は自分もその一人であるが目的がはっきりしていた分人生は楽であった。案外何をしても良いと言われる方がこの世の中は難しい。

 

結局今日もYouTubeの たかたか。