医学徒の日記〜今日は医師国家試験〜

 今日は医師国家試験という事で先輩たちが頑張っているらしい。医者というのはなるのに想像以上にハードルが高く、研修期間を終えて一人前になる頃にはアラサーになっている。

 まあこれは医学部に限ったことではなくて理系の大学ともなるとそうなりがちである。と言える。理系の人間は大学院に進む人間が大半だからこの辺は実は高校の進路選択で、かなり決まってしまう。進学校でも安易に文理選択というものをしがちなのだけれど、別に国語が得意だから文系である必要性も数学が得意だから理系である必要性も本質的にはない。と、当時の自分に言ってもまあ理解はされないだろうが。

 人生において何気なく選択したものがその後を大きく左右するという例は数多くあって、というより寧ろ、どうでも良い選択の方が案外悩んでいる気もする。細かいことは小さい気持ちになるのだけれど、大きいことに対してはその分大きい心持ちになるというか、そういった気分になる。

 なんでだろう、と考えてみたけれど答えというのは単純な気もして重要な決断というのは殆ど選択の余地が残されていないから、やることは覚悟を決めるということだけで、逆に大した話ではない時というのは大体オプションが多いのだと思う。今日の夕飯何にしようかというのもオプションが多いからこそ悩めるのである。

 さてつらつら徒然なるままに本日も書いていたら医師国家試験の事を書くのを忘れていたけれど、今年の部活の先輩はそもそも真面目な人が多いので大丈夫そうだし敢えて応援してプレッシャーかけるよりは黙って見守ることにしている。まあブログにこんなこと書いたら全然黙っていないけど。

 

一言と言わず二言多いのが たかたか。