コウモリ

 ブログもついに書く時間が一周してしまい書く時間が深夜に戻りつつある。最近は昼から夕方に出していたのだがちょうど忙しかったり、寝ていたり何やら面倒なことが多いものである。

 徹夜した時に困るのが結局数日に渡って日常生活の周期が乱れることである。ご飯食べている時間も寝る時間も全て乱れるため全然普通の生活をしている人と時間が合わなくなってしまう。日中寝て夜起きるコウモリみたいな生活が始まる。

 ところでコウモリのような夜行性の動物は基本的に夜目が冴えるというよりはあまり目は使わず超音波で周囲の空間を把握している。人間で視力を失った人間というのももちろん超音波なんかは出せるわけがないが五感の中で、他の力が高まるらしい。

 何かの能力が他人より欠けるとそれに応じて何かの能力は成長しがちである。難しいのは一体全体何に才能があるのか極めて分かりにくいという点である。日本に生まれた時に仮に日本語よりもスワヒリ語の方が喋ることに対して有利な形質を持っていたとしてもおそらくなかなか気づけない、のが実際のところであろう。

 視力を失うという人生最大の危機すらもチャンスに変えられるというのは非常に社会という点の面白さを感じる。むしろ他人と違う形質を持つことで他人に対するアピールになるかもしれないのである。

 

物忘れ多いことのメリット求む たかたか。