徒然なるままに、緊急事態

 緊急事態宣言が早めに解除されるらしい。バイトのシフト希望を先に入れたから部活と重なるかもしれないので少し困っているのだが、まあ世の中はそんなものである。何事も突然に物事は決まっていく。

 今は定期試験の追試験を受けているけれどこれが終わるともう三月になる。部活は先輩が卒業したり、新入生が入ってきたり、そんな季節である。組織の新陳代謝、なんていうと先輩に対して極めて失礼かもしれないがそんな時期なのだ。

 ここ一年を振り返った時特段たくさんの思い出はやはりない。ただバイトを始めたり、飲み歩いたりし始めたのはこの一年くらいである。そういう意味では大学の最初の一年間と比べてトータルでの充実量は同じくらいだったかもしれない。自分は遊ぶのは好きなのだけれど結局、遊ぶと遊んだ分疲れて休まないとエネルギーが回復しないので、遊びも業務も根本的に違いはない。一日遊ぶと間違いなくその次の日はなんのやる気も出ない人間だ。その割には普通に次の日予定が入れていたり、喉元過ぎれば熱さを忘れるとはそんなもので、前に連続で何個も予定を入れるとしんどい、ということは学んでいても時が経てば忘れている。

 人間は辛くても乗り越えた事はほぼ辛いということを忘却する。気がする。多分原始以来の動物に備わった日常的に起こる苦労を乗り越えるための素養なのだと思う。とか言って自分の形質を勝手に人間や動物に一般化して主語を大きくする、これが詐欺師の手法である。

 

情報ソースは自分の感覚の たかたか。