いんふるえんさぁ

 メディアの魅力というのは独特である。誰かが見ているかもしれないし見ていないかもしれない。ブログをつらつらと書くのは一種、スリルがあるという部分がある。何かを発信する面白さはある意味誰かと喋ることよりそれ自体の面白さ、みたいなものがある。

 YouTube、という媒体がある。もちろん大好きなので視聴者として利用するけれど、だんだんと魅力を失っているなと感じる。最近は収益化の基準が厳しく、何故広告を剥がれるのか分からないものまで剥がされているものもある。他にも既存の視聴者に拘るあまりネタが各一化したりと、テレビのようなコンテンツになりつつあるものもある。Twitterにせよなんでもそうだけれどネットは自由に人間が喋ることにより発展したもののはずである。

 今は人文社会的なものにすら正しさのようなものを求め過ぎている。と思う。正しい、公正という言葉に飢えていると言っても良い。フェミニズムも新しい性教育もポリコレも、一方向的な理念として正しいものが完成している。理念が正しくとも実社会に落とし込んでうまく行くかはわからない、なんてことはいくらでもあるのである。かの経済学のケインズ理論すら、実社会ではうまくいかない面もあった。

 日本は村社会的な雰囲気は年々無くなっており、個人主義謳歌できる時代にはなったかもしれないが、そこに住んでいた人間は村社会の代わりに更にイデオロギー的制約の強い、社会に結果的には放り出されてしまった。自分のような小さいブロガーが書けるくらい攻めれる雰囲気をインフルエンサーの人たちにも取り戻してほしいと思う。

 

書きたいこと書くブロガーの たかたか。