かわいいおじさん

 今日のブログは朝更新である。いい加減このわけのわからない睡眠サイクルを治さないと体を壊すというか壊しかけているという話を前回はした。

 コロナも中々治らず家にいて塞ぎ込む毎日ではあるが、全寮制の学校だと寮に閉じ込めて牛乳だのヨーグルトだのすら手に入らない生活になっている学校もあるらしい。つくづく在学している大学が全寮制でなくてよかったというのはある。

 ところで、先代の医学教育部門のトップは外部から招聘された教授で今や東京医科歯科大学の副学長だから日本で三番目の医学部の副学長がこちらでは医学教育部門の教授だったことになる。別に本学が医科歯科よりも優れているとかそういうことが言いたいのではない。

 その人はずいぶん受け流すのが上手い人で鉄板の笑顔でどんな無茶苦茶な意見も人間もヒラリヒラリとかわしてうまく立ち回っていた。自治医科大学のメールの幼稚園児に帰れなんていう文章が拡散されているが、要は医学部という組織は内輪ノリが強いのでああいうとんでもない発言も会議やらメールやらで見ることができる場所なのである。そういう場所での立ち回りが彼を出世させてきた政治力の一部なのだろう。というわけである。

 今代の教育部門は本学出身の先生でこの人はこの人でなかなか面白い。というかおそらくフラットであまり不機嫌な感じを見せない八方美人をあの部門のトップに据えているのだけれど口調やら顔やらでその時の感情はダダ漏れで隙があり、そこがちょっと愛嬌があってある種のかわいさがある。まあおじさんなのだけれど。

 今のところ古き良き京都府医大を比較的尊重している先生なのでそこは最も良い点であるがこれから変質しないことを祈るばかりである。外部の文部科学省だの京都府だの学長だのはうるさすぎる。別に医学部教育の六年間で学生が他の大学に遅れを取るなんて事は一切ないし自由になんでもやらせる環境で本学に愛着を持たせて関連病院で働いてもらうのが結局一番良い。まあもちろん勉強してない人に対する制裁は必要だろうけど。

 

無事制裁を受けた たかたか。