新聞雑誌を作りたい。

 タイトルの通りである。ブログを書いていて以前から文芸というものに少しずつ興味を持ち始めている。ブログの良いところは良くも悪くもまとまりや整合性なんか必要でなくて思ったことを語れるそういう場であることである。

 ところで何故文芸ではなく新聞なのかというのがより広い人に執筆者になってもらい、そして読者になってもらうというのを重視したいからである。例えば文芸というとどうしてもエッセイであったり物語という要素が強く出る。だが巷の新聞とか雑誌というのは当然内容はそれだけではない。ニュースはもちろんだが語られる内容はスポーツも有れば、競馬のようなギャンブルもあり、四コマ漫画、批評に感想、インタビュー等、完全に趣味を全開にするような内容の記事で溢れている。この新聞とか雑誌という文体だけでないトピックの雑多さが文芸を集めた文集にはない面白さではなかろうか。

 学生で作るのなら上のコンテンツのものはすぐに人を集められるだろうし、そうでなくても取材してまとめれば一般の記事になる。阪神ファンなら阪神について無限に語ることがあるだろうし、将棋ファンなら戦法やら、棋士やらについて語ることができてシリーズ化できる。それ以外にもゲームやらはたまた大学への数学のように問題を載せて解答を募集するというのでも良い。これなら高校生にだって読める内容になる。あるいはそれをもじって研修医への医学みたいなタイトルで国家試験やCBTの過去問題で気に入った問題を出題し基礎医学的な側面から臨床、そして試験対策まで含めて解説するとか、問題を記号ではなく論述形式にして解答を広く募集しても面白そうである。教授なんかにペンネームで回答してもらうと案外教室によって学生ともまた差が出そうで面白そうである。流石に実名で解答作るのはお互いに気が引けるだろう。

 他にも宝塚ファンには宝塚について書いて貰えばいいし日本酒ファンには好きな日本酒を、好きなクラシック音楽、好きなバンド、なんでも語るものがある。寺巡りシリーズとかも面白そう。とかバラバラに記事について連想なんかしていると医学生でも全然面白い記事が書けそうというふうに思えてくる。電子版であれば写真も使いやすいだろうからインタビューの際には写真を撮ってもらっても面白いかもしれない。鴨川とかですら画角や季節毎に被写体を違った形で置けるのでインタビューの時の写真なんかにはとても使いやすいかも。

 ずいぶんハイテンションに夢を語ってしまったがここで一つの障壁があって自分がもし部活に入っていなかったらもっとアグレッシブに行動できるのだが、というところである。流石にこの夢を一人で達成するというのは無理があってやっぱり複数人と一緒に行動しないと、これは到底実現できない。何より自分は仮にも演劇部では座長だし、柔道でも人数が多くないというのもあって試合が始まれば間違いなくレギュラーである。

 そして最後だがこういう日々何となく過ごしているのだけれどなかなか自分の書きたいエッセイや小説を書く時間を取れない。だからむしろ誰かを巻き込んで始めたいというのがある。この夢は誰かに共有できませんか?というのが今日のブログであった。

 

私には夢がある。 たかたか。