日本酒パラダイス

 四月の最終日二人で飲んでいる。いつのまにか消えていた光は二人で消したのか一人で消したのか。あるいは自分が消したのか、そんなことすらわからない。今ただ一人起き、二人で飲んだ二日酔いの余韻に浸る。

 四月の最終日は緊急事態によって例年より物悲しいものとなったけれどまあ我々にとってそんなに行動パターンを変えられるものでもないという形である。

 今日飲んだのはたかちよの森のくまさんというお酒と鳳凰美田というお酒であった。今日も今日とて久々のお酒レポートになるのを許して欲しい。まず森のくまさんであるがパイナップルのような果実を感じた上でしっかりとした甘さ、後味の日本酒さを感じる良い日本酒であった。今日はのどごしに味わったけれど舌先でも楽しめる上、値段的にもリーズナブルなお酒である。つまり言いたいのは良いお酒。鳳凰美田はどちらかというと現代日本酒の真骨頂を見せてくれた。最近の甘口めな日本酒というのはブランドごとに特徴はないというかこのブログを書く人間にはあまり特徴を感じられるような舌がないというのもあるが飲み口のすっきりした感じ、口に含んだ時の米の甘味、後味がアルコール感のない最近の日本酒と言った味であった。正直このレベルの日本酒に感動があるというよりは、やはり今の日本酒はうまいなと再確認させられるお酒であった。やはりこちらも素晴らしきお酒である。極度の甘味はないので食中酒向きか。

 たまにあるお酒の紹介をする回であった。一応このブログの定期企画である。さて我が家の地べたで寝ている友人がものすごい音やらいびきやらを立てていることだし彼に毛布を譲り自分ももう一度寝るとしよう。あともう一点。同期に酔った拍子にLINEで悪絡みしたのは反省反省。

 

めんどくさい酔っ払いの たかたか。