双方向的お昼のざるそば

 最近では恋愛や友情だけでなくて講義も双方向性が重視されている。ところで互いが顔を出せば双方向になるというのはなんともお粗末な考え方な気もするがあまり向こうはそうしたことは気にしているそぶりは無い。夫婦だって朝顔を合わせているだけで双方向、とは言い難いだろう。両親は全く考え方が違う二人だから常に言い争っている。実家に帰ると本当にお互いに要らないことしか言っていない。実に一方通行な家庭である。

 ところで夫婦になるというのはお互いを見るということではなくてお互いに同じ方向を見ることである、なんていう格言がある。まあ恋愛と違い夫婦関係ともなると何年も続けることが目標のものではあるし必然、そうなってくらのかも知れない。中々いい格言ではなかろうか。

 ところで今日はざるそばを食べた。二日酔い明けにうまいそばというのは良い。昨日はお酒の投稿をしていたと思うのだけれどずいぶん調子をこいていたらしく完全に二日酔いになってしまった。というわけで例の如く脱水症状に陥ってしまっていたからどうにかしないといけないのだが、こういう時のそばの冷たさは頭をスッキリさせるし、つゆの醤油で塩分やら糖分やらが取れて幾分か脱水も楽になる。さらにここに大根おろしやらのりやらネギやらわさびやらの薬味で鼻もスッキリし、お昼の平和な一時を過ごすことができた。

 飲み過ぎには注意であるが、飲むことも含めてのそばのハーモニーがあるなんて言えないこともない。とか言っていたらそばうちしている店のおっさんに失礼ではあるのだけれど。食事も夫婦も調和が大事で多分調和が双方向性。果たして今の大学の改革に調和も双方向性があったことはあっただろうかなんて言いつつ意気地なしな酒飲みだからやっぱりそういう批判はやめとこう。

 

一方通行にブログする たかたか。