バレンタインで恵方巻

 朝からコンビニにお酒を買いに行ってレジであくびをこいてたらマスク越しに笑われてしまい少し恥ずかしい朝だった。そんなこんなでバレンタインと言うよくわからないイベントも酒飲んで終了しそうな今日である。

 極東ではバレンタインはとりあいずチョコを配る文化が根付いているということでこの時期にチョコはよく売れるわけである。例えば節分では恵方巻が売れる、みたいな形でコマーシャルの成功によりうまく文化として広がったという記念日は多い。ハロウィンでコスプレをしてクリスマスでイルミネーションを観て、新年に初詣して餅を食う。この国の人間は何かとイベントが好きである。

 そんな中あまりうまく行っていないのがイースターである。個人的な私見だが売るものがイースターエッグは流石にセンスに欠けると思う。これは元々の文化を否定しているというわけではなくて、日本は他文化のアレンジが得意な国であってそのまま導入したところで日本で流行るわけではない。例えばハロウィンだって原義の脅かす要素は薄れてコスプレパーティーと化しているが盛り上がっている。何もイースターエッグをそのまま導入してくる必要性はない。

 イースターは日本語に訳すと復活祭そして、その前にあるのがカーニバルという謝肉祭である。カーニバルでも仮装することはあるけれどコスプレはもうハロウィンで飽きているだろうしイースターと抱き合わせで肉かお酒でも食べる日にすれば良い。本来的にイースターは慎ましく過ごすことになっているが無宗教の国ではどっちでも一緒だしくっつけて飲食店で大々的に売り出せば根付くんではないかと思う。

 まあ結局、根付いたら飲み代安くならないかなと期待しているだけであるが。

 

チョコをもらい慣れてない たかたか。