ずーっと高校生

 永遠に高校生みたいになっていく、そんな人生が増えている気がする。カップル系YouTuberを見ても確かに社会人、大学生なのだけれど、彼らは大学生や社会人らしいというよりはむしろ高校生らしさがある。気がする。まあらしさがあるというかそれで売り出しているのだけれど。

 昔はおそらくそうした層に売り込んでいたのだろうけど今はどんどん高い年齢の視聴者も増えているのではなかろうか。なんで高校生らしいと言えるのかと言われると明確な答えはないけれどそんな気がする。あるいはYouTubeで生きている、YouTuberであるという彼らに対する自分の偏見がそう見せているのかもしれないが。

 高校生までの人生は実に単純明快なものである。幸せな人はとても多かっただろう。大学生のように遊ばなくて良いし、何かを選ぶ必要もない。進路に迷えば親か周りが必ずそういうものを指定してくれる。もちろんそれに従わない人もいるのだろうけど。多くの人が大学以降に感じることを大学や社会への失望や期待外れと表現するけれど多分そこにあるのは人生に対する虚無感だと思う。

 高校までは選ばなくてはいけない選択肢が多いが大学に入ると選ばなくても良い選択肢が増えると言おうか。そこに楽しさを覚えられるかどうかというのは結局人次第でおそらく殆どの人は高校の燃え尽き症候群になっていく気がするのである。

 最近は微妙な第二思春期みたいな気分だからこんな気持ちになっているだけなのかもと思いつつ寝る。

 

今日もYouTube研究する たかたか。