梅雨がやってくる。

 いよいよ梅雨に入りつつある。このジメジメした期間ほど嫌いな期間というものはない。第一に雨のメリットとしては雨上がりは気温が下がり少し涼しくなることであるのにこの梅雨ときたら蒸し暑くなるだけで一つも恩恵がない。去年は六月の末まですっかり広島に帰っていたから京都の盆地で梅雨を経験する。最悪である。

 ただ一つ良いのはコロナでこの期間部活がなかったということである。つまりは運動着を干す場所に困るので、この期間は無い方が嬉しい。まあ運動着どころか下着が乾いていなくて死活問題になることもある。下着しか乾いていない時は寧ろ大丈夫であり、その日は外に出なければ良いのだが、下着以外しか乾いていなければノーパンということになる。流石に嫌である。

 さて久々に国際交流団体の交流会に参加したけれど、zoomでは黙っているのがとても面白い。実験として道端で人がリンチされていたら周りの人はどうするか、なんてものがある。警察に通報するだろうか、あるいは助けに入ろうとするだろうか。ただ実際の答えはどちらも否であって結局はただ傍観する人間になっていたそうである。誰かが何かするだろう、となっているわけである。まあ見ず知らずの赤の他人のリンチなんか誰も興味はない。

 ということで当事者意識を持って、なんていう単純な結論でも良いのだけれど当事者意識が強すぎてもウザくなるだけで、なかなか難しい。無用に何にでも首を突っ込んで批判する、社会学者みたいな人たちがいるけれどそれはそれで困ったものである。

 まあとにかくなんでも中庸が良い。天気もカラッカラに晴れていると眩しすぎるし逆に雨も困るのでちょっと曇って涼しいくらいが過ごしやすい。ということで今日の結論もソクラテスして終わる。

 

アリストテレスだったっけ? たかたか。