君、地域枠なんだ。

 夜更新が続いているのでそろそろお昼に戻したい今日のこの頃だけれど無事に今日も夜の更新になってしまった。

 まあ夜型というのは治るものでも無いし結局そんなものである。とここまで書いて寝落ちしていた。試験が終わった週に実習がたくさん入っている。今週も実にハードである。

 今日は実に荒れやすい話題として医学部の地域枠について話そうと思う。まあこの時点で学年の数人に喧嘩を売っているのであるが、当方ブログ、平和主義者が書いているため別に喧嘩を売っているのでは無い。さてそんな地域枠であるが名前が色々ある。ふるさと枠、なんて言われることもあれば推薦、なんで呼ばれることもあり、単に後期試験や前期試験での募集が地域枠しかないものもある。地域枠、なんだそれ、と思われるかもしれないが要は卒後地域への派遣を受け入れる代わりに二次試験が免除される試験、であることが多い。僻地の医者を増やそう、というそういう制度だと思ってくれると良い。

 大体の場合、普通に入るよりは学生目線では少し入試の難易度が下がり、逆に大学目線だと地域に強制的に医者を派遣できるのでウィンウィンの関係である。わけがなく基本的に治療の最新流行を学ぶには設備の整った病院が良いに決まっているので、入学前のピュアな人間を捕まえるためのトラップである。

 まあそもそもそんなことをして捕まえていても規定年数をこなせば、田舎のハイパー病院のような仕事がきつい割に新しいことも学べず、封建制度が残っているような劣悪な環境には誰も残ることは望まないので、出るチャンスを伺うことになるのである。

 まあどうせ地域に医者を整備する前に地域が無くなるし大人しく都市で働こうと思う。何せ評定が低すぎた自分にとって地域枠は門前払いであり、トラップたり得なかったのだから。

 

飲み屋が有れば田舎でも良い たかたか。