ヒポクラテスの子達

 辛い辛い試験期間を終え羽を伸ばしているけれど財布のことを考えていなかったせいかすっからかんである。まあそういうこともある。ということで財布にないなら親に請求するかバイトをするかの二択だが、最近はバイトを重視している。親にも働いている自分というのはアピールしておいて適当に散財するのが大事である。

 来世はしっぽのような人間になりたい。うまくゆらゆら揺れていて掴みどころのないそういう人間になりたい。後は馬の尻尾みたいに髪もできればふさふさに、と思ったけれどそれは現世の願いでもある。ハゲ撲滅は人類最後の課題の可能性もある。まあもちろんハゲ撲滅なんて言い方をするとハゲてる人を地球上から消すという解釈もできるがもちろんそうではない。医学はずいぶん進歩して今や人生で医者すらお目にかかれないような疾患ですら治療できることもあるのに、誰もが見ているハゲはまだなのだ。案外単純なものの方が理論化しにくいとはまさにこういうことなのだろう。

 せっかく人生論の話をしたかったのに髪の話になってしまいなんか微妙な感じである。とりま新入生は髪をオシャレに染めて大学デビューしてください。とりあいずご入学、おめでとうございます。

 

今年こそ新歓を頑張るつもりの たかたか。