今日は来年の話する。

 明日で一応全体新歓も終了して一安心とかいうことを冬に言っている。全く特殊な日々である。

 さて来年は演劇で監督をするということもあり、ちょこちょこ戯曲を眺めている。演劇、というのはドラマや映画なんかとは拡張性が全く異なる。例えばドラマなんかは伏線をガチガチに貼っておけば一話丸ごとほぼ面白くないなんて事態があっても次回以降で回収できる。映画はそれほど長くはないが短い分お金をかけられるのでセットにリアリティが付きやすい。その点演劇というのは完結性があってなおかつセットはリアリティを追求するのは難しいので抽象的なセットになる。

 と、言うわけで脚本はなかなかとんでもない。話はあっちに行ってこっちに行って吹き飛んでいる。内容も直感的理解が優先されているから、映像無しで読む段階だとかなり難しいものもある。こっちでうまく映像化しろ、と言うわけである。まあわりと丸投げしてくれているのでこちらで自由に設定できるとも言えるが。

 そんなわけで今日も息抜きに読んだがあまりピンと来ず、一日も終わってしまった。以前も話したが、どうも最近は物語アレルギーというものにかかっていてあまり物語を楽しめていない。純粋な心を思い出すことにしよう。

 

自他に厳しい監督の予定の たかたか。