空想物書き

 浮き沈みが多い毎日、考えたことで文章を構成するのは難しい。そんなものだろうか。趣味の物書きでそうなら、プロなら尚更である。毎週連載しなくてはならない作家なんかは常に焦らされているわけで良くそんなことができるなぁと思う。

 十五分とかタイマーで測って寝ることがあるけれどそうするとよくなんでもない夢を見る。昔は壮大な夢を見ることも多かったけれどここ最近はとんとそういう夢は無くて実際社会の自分ばかり出てくる。主に高校時代から今までのどこかの夢を見るけれど、自分の高校時代の知り合いと大学の知り合いが話し合っているあり得ない光景が展開されることも多い。

 空想とは他の人間はどのくらいするのかわからない。誰しも人に語る話と語らない話があるけれど空想なんかはそんなに他人に話すこともない。それこそそんなことを大っぴらに他人に話すのは物書きばかりである。

 このブログにせよTwitterにせよいろんな事を考えながら書くけれど他の人は普段どれくらい空想するのだろうか、とかいうのは昔から実は気になる事である。自分は空想家なのだろうか、それとも意外にも実際家なのだろうか。何かそれを判断するものが欲しいところである。

 

空想科学読本愛読者の たかたか。